プルメリアの育て方

プルメリアの育て方





かわいらしく優雅な花姿、赤、黄色、ピンクなど豊富な花色、そして南国を思い出す甘い香りで、多くの人々を惹き付けてやまないプルメリア。

そんな魅力たっぷりのプルメリアを自分で咲かせた時の喜びはこの上ないものです。

あなただけのプルメリアの花を是非咲かせてください!






【開花期等の目安】


栽培の環境

・弊社温室ハウスでは、50%ほどの遮光下で育成しておりますので、お届け後、急な直射日光下に長時間おくと、葉や花が日焼けすることがございます。直射日光下では、初め朝の光で2~3時間、慣れてきましたら半日ほど太陽に当てて頂きますようお願い申し上げます。 ・プルメリアは太陽が大好きです。できるだけ日光がよく当たる場所で管理します。

(真夏は半日陰で午前中の光によく当てて下さい。)

・日光が不足すると間のびしがちになり、葉の色も抜け、花も咲かなくなります。

・加湿をきらいますので、梅雨や長雨の時は軒下や屋内の陽の当たる場所に取り込みましょう。(梅雨の長雨後、急に真夏の光に一日中あてると、葉焼けしたり、葉をふるったり(落としたり)します。又、弊社では50%ほどの遮光下で育苗しているものもございますので、真夏のベランダ等屋外にて管理する場合には、始め10時まで、その後12時まで、といった具合に徐々に太陽に当て、葉や乾燥の具合を観察しながら、適度に太陽に当ててください。

葉焼けしたり葉をふるったりしても、茎の先端にでている新芽がシャンとしていれば、また次々芽を出します。)

・開花中の花は、雨に当てない方がキレイな状態を維持できますが、開花にはけっこうな水分を要しますので、開花中は花・葉・茎・土の状態をよく観察して適度に灌水しましょう。

・鉢植えの場合、葉のある時期はバランスが悪く倒れやすいので、陶器鉢など適度に重さのある鉢に入れるか、ラティスやフェンスなどに縛って固定しましょう。

・基本的に鉢植えで管理しますが、暖地で庭植えにする際は、日当たりと水はけがよい場所で、また強風で傷みやすいので風当たりの弱い場所を選びましょう。

・庭植えにした株は10月中(気温が10℃以下になる前)に掘り上げ、室内の明るい場所で冬越しさせます。

★越冬がご不安な方は、当店「お買取りサービス」にお問い合わせください。

水やり

・乾燥に強い植物です。水のやりすぎに注意し、鉢土が完全に乾いてから水を与えます。

・過湿にすると徒長しやすく、また根腐れを起こしやすいので、水の与えすぎに注意します。

・水やりのタイミングは慣れるまで少し難しいかもしれませんが、葉や茎の状態をよく観察する。鉢土を触る・土を指で押してみる・鉢を持ち上げて重さを確認する等してタイミングを覚えましょう。

・葉や花・茎の状態をよく観察し、水を欲しがっているのか、肥料をほしがっているのかなど、プルメリアの声が聞こえるようになりましょう。
(水が不足している時は、葉が萎れる、茎にしわが寄る、花に瑞々しさがない等の変化が確認できます。)

・夏場はよく乾燥しますので、鉢土が完全に乾いたら、南国のスコールをイメージしながら、葉・茎にもバシャバシャかけましょう。
(開花している花に水がかかると、早く傷みます。かからないように注意しましょう)

・秋から冬にかけて、葉の落葉と共に水やりを控えて、落葉したらほとんど水をやる必要はありません。茎がシワっぽくなってきた時に、表面を濡らす程度に与えます。

・気温が15℃を下回るようになったら、10℃以上を保つ温かい室内に取り込み、越冬させます。 (落葉し休眠すると、0℃近くまで耐えると言われておりますが、10℃以上ほどを保っていた方が、翌年の育ちが良いです。(最高最低温度計(最高温度と最低温度を記録する機能をもつ温度計)が、千円~二千円で量販店にございますので、室内の最低・最高温度を知るのに便利です。)

肥料

春から秋の成長期に、リン酸がやや多めの液肥や置き肥を規定量施します。

もと肥(土に混入する)では、マグアンプなどの遅効性・緩効性のもの。
追肥では液肥や化成肥料(即効性)がお勧めです。
活性剤ではHB101をお勧めします。

肥料の三要素は、窒素(N)、リン酸(P)、カリ(K)で、
窒素(N)・・・ 葉
リン酸(P)・・・ 花・実

カリ(K)・・・ 茎・根

上記に作用します。ラベルに(N・P・K=8:8:8)というふうに表示されていますので、花をつけたい時はリン酸(P)多め、葉の色がいまいちの時は窒素(N)多め、まんべんなく施肥したいときは、オール8(8:8:8)などを選びましょう。

プルメリアの花芽がつきやすくなる肥料を開発中です。乞うご期待ください。(私の代では出来ないかもしれませんが(汗)研究してみたいと思います)

病気と害虫

病気:サビ病
害虫:ハダニ、カイガラムシ、オンシツコナジラミ

サビ病・・・黄色~オレンジ色のやや盛り上がった小さな斑点がつき、粉末が飛び散るようになります。風通しが悪い場所、日照不足で発生します。サビ病菌というカビの一種が起こす病気です。

サビ病が発生した葉は直ちに取り除き、他のプルメリアとは隔離します。軟弱に育っていると発生しやすいため、バランスの良い肥料を施し、丈夫に育てましょう。また弊社では、 定期的に殺菌剤を数種類散布しております。

ハダニ・・・とても小さなハダニが主に葉裏に寄生、吸汁し葉緑素が抜け、葉が白っぽくカスリ状になります。乾燥と高温で発生します。

ハダニは水に弱いため、定期的な葉裏への散水で寄生数を減らすことができます。又、ダニ退治薬が量販店などで手軽に手に入りますが、抵抗性がつきやすいため、数種類を交互に散布することをお勧めします。

カイガラムシ・・・白いわたのようなものにくるまれ、動き回ります。成虫は殻をかぶったり、ロウ質で覆われるため薬剤による退治の難しい害虫です。風通しが悪い環境で発生しやすいようです。

排泄物がすす病を誘発し、葉が黒くなり美観を損ねます。又、光合成が妨げられ、生育が悪くなります。

葉を傷つけないように、拭き取る、葉ブラシなどでこすり落として退治します。ひどいものは、葉ごと切り落としましょう。

オンシツコナジラミ・・・成虫は2㎜程度の小さな白いハエのような虫で、葉裏に寄生し吸汁し、葉の葉緑素が抜け白いカスリ状になります。

卵➝幼虫➝さなぎ➝成虫のサイクルを28日周期で繰り返し発生するため、それぞれの過程で薬剤が違い、やっかいです。

発生したら、定期的に薬剤散布する。濡れた布でよく拭き取る。ひどいものは、葉ごと取り除くなどして退治し、冬に葉を落として翌年に卵を持ちこさないようにしましょう。


用土
(鉢植え)

水はけのよい用土が適します。
ヤシチップ又はパーライト2 : ボラ又は鹿沼土1 : 培養土又は育苗土1 : 牛糞完熟堆肥(少々)

小苗の場合、上記の1:1:1:(少々)で、細粒がお勧めです。

植えつけ・
植え替え

2~3年に1回は、植え替えを行います。根詰まりすると生育が衰え、花つきが悪くなります。

ポットから抜いてみて、根がいっぱいに張っていたら植替え時期です。少し大きめの鉢に植え替え、根が伸長できるようにしましょう。

ふやし方

さし木:5月から9月に、枝を2節ほど切ってさし穂とします。
さし木する際は、切り口から白い樹液が出るので、液をよく洗い流してからさします。

接木:少し難しいので、挑戦したい方はお問合せください。

実生(種から育てる):シードポットが開いたら、中の種を水につけましょう。水を含みふっくらとしてきて、根が出てきます。根が出たら、薄い羽の部分が外に出る程度に浅く植えます。発芽までは、太陽によく当てながら、水はきらさないように毎日、こまめに水やりします。双葉がでてきます。根鉢が根でいっぱいになったら、ひとまわり大きな鉢に植え替える。を繰り返しましょう。

主な作業
剪定:大きくなりすぎた株は、室内に取り込む前の9月から10月に切り戻しを行います。
冬越し後、間のびしていたり、先端が枯れている場合は、春ごろに好みの位置で
切り戻しをしましょう。切り戻しをすると、その下から新たな芽が出てきますが、
秋に切った場合も、春に切った場合も、その後すぐには開花しないので、
毎年切るのではなく、取り込むのに大きくなりすぎた場合や、冬に状態が
悪くなってしまった場合に、切り戻しを行います。
剪定したあとは切り口に保護剤を塗っておくとよいでしょう。


【※ご注意ください※】

※プルメリアはキョウチクトウ科であり、葉や枝を切ったときに出る白い樹液は、有毒(特に牛毒性が強い)なので注意してください。手についた場合は、直ぐにベタベタしなくなるまで水で洗い流してください。かぶれる場合があるそうです。女性の方々や敏感肌の方は、特にご注意頂き、ご心配であれば作業の際はゴム手袋をご使用ください。
無いと思いますが、料理に使用する、樹液を舐める等は絶対にしないでください。

ちなみに弊社では普段、プルメリアに関する軽作業は素手で行っています。又、白い樹液を腕につけて半日様子をみる実験をしましたが、肌に変化は有りませんでした。仕入先の海外では、素手で接木作業を行ってらっしゃいます。

※梅雨時期は、雨に打たれないように軒下や室内の明るい場所に移動してください。

商品と合わせて、「育て方マニュアル」を同封しております。栽培にあたって、お困りごとやご不明な点がございましたらお気軽にinfo@plumeria-miyazaki.comまでご連絡下さい。

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